なぜ若者・賢い学生がカルト宗教団体に入団するのか?

いきなりですが、教祖はモテます。というより、モテないと教祖にまでなれません。モテない教祖は、どこかしらの段階で、教祖の元から信者たちが離れていきます。

スタンフォ-ド大学の社会心理学者、フィリップ・G・ジンバルド-博士がカルト宗教団体の特徴を挙げました。その中から、
「教祖は人々に何を与えて信者を作っているか」
ということを以下に記載します。

実際に、そのまま使えるかというと、シチュエーションが違うのですが女性と付き合うとき、口説くときに応用できる内容です。それに、人間関係の基本なので、目を通してください。もちろん、このレポートは、以下で説明する1~5の「基本中の基本」を基にして女性を口説くためにはどう使うのか?ということを具体的に分かりやすく解説しています。

1.個人の身の安全への欲求
カルト宗教団体に入ると、住居を与えられ、着るものを与えられ、食べ物を与えられ、仕事を与えられているので、グル-プの中にいるかぎり安心です。

何も心配することがありません。つまり、人として最低限の安心感を与えられているわけですね。守られているというか、外部からの危害がないという状態です。

2.所属の欲求
カルト宗教団体のメンバ-になると、グル-プは自分の家族、友達になります。最初にグル-プは本人を無条件で受け入れます。その人が宗教団体の教義さえ信じれば、その人に愛情を示します。

また、メンバ-にとって教祖が父親のような存在になります。さらに、教祖がいなくても、グループの一員になることによって他のメンバ-に対して強い連帯感を持つようになります。「無条件」で受け入れる、「愛情」を示す。まさに「理解」されている状態ですよね。

確かに「教義を信じれば」という前提状態があるかもしれませんが、しかし、それさえクリアすれば普通では味わえないような「理解」が待っているわけです。

3.社会的欲求
どんな社会でも、多くの若者たちは、「地位」も「権力」もないという感覚を持っています。そして大人、すなわち、自分よりもっと年配の人たちが「地位」と「権力」を握っていると感じています。まさに不平不満です。

しかし、カルト宗教団体に入ると、人々はそのグル-プの意識を共有することができます。信者たちは、自分と教祖が一体となれば自分自身が非常に役に立つ人間になれると思っています。誰でも、社会や他の人間のために役にたちたいと望んでいますよね。そうすれば自分は価値ある人間になるからです。

ここで重要なのは、
「あなたは特別な価値のある存在ですよ」
「あなたは社会に必要な人間ですよ」
ということを信者に伝えることです。

すると、信者たちは、
「自分は特別な存在」
「この社会にとってなくてはならない存在」
という感情が満たされたように感じます。

4.精神性の欲求(宗教的欲求)
今の世の中、いくらお金をたくさん持っていても「幸せ」になれないことを知っています。 「幸せ」がお金では買えないことを知っています。だから、多くの人々は日常生活の中で、どうしてもとらわれがちになる物質主義を超越したいと思っています。精神的に自分を支えるために何かを信じたいし、何かにすがりたい。

厳しい人生に対する自分の弱さから人間は癒されたいのです。宗教はその精神的な支えになります。このことをカルト宗教団体は利用して、人々に「私たちは本当の宗教です」とか「私たちは本当の真理を持っていますとか訴えるわけです。

5.依存の欲求
子供は、両親や先生に頼ります。そして子供は両親に褒められると安心します。両親は子供の安全と幸福にも責任があります。大人になっても、多くの人々は善良な他者、善良な何者かに依存したいという帰属意識が本能的にあると言われています。

カルト宗教団体の教祖は、こうした依存対象の役割を果たすのです。そして信者たちは教祖に頼れば自分たちの人生と幸福を保証してもらえると信じます。一方、教祖は、独裁者と同じことをします。

あなた方は、私に頼れば全ての欲求を満たすことができる。ただ「私だけに従わなければならない」という交換条件を出すのです。そのやりとりの中で気付かないうちに、自分の個人の自由を失います。

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